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Sensationalism

October 24, 2009 05:22

今までの旅の中で印象に残ったfashion Campaign

絶大に可愛いーーー!!! と思った
Nina Ricci の新作香水


女の子が絶対好きなリボン! のボトル。 
それを纏った写真、続いたリボンの曲線ディスプレイ!
ずらりと並んだ煌めくリボンボトル&ネコ耳!
女の子が、キュンと来ない訳がない!!!



こちらは街を歩いてて、すごく目立って目についた。
ゴルチェ。アギネス。


両ブランドに共通するのは、
ここの服なんかバッグなんかは、もう飽きられてるっていうこと。

なのに、こういう違ったイメージの新作プロダクト(香水)の
Coolなキャンペーンアピール一発で、
『ああやっぱカッコイイんだ』って思わせられてしまう、っていうこと。


これがもし、(昔流行った)服やバッグの焼き直しのアピールだったら、
「まだやってるのかー」 って、カッコイイとは思わなかったかもしれない。

でも、こうやってイメージを保つ商品がひとつあること、
それだけでなぜか「ああこのブランドはやっぱりカッコイイ。」
って思わされるから不思議。


それだけで良いんだと思った。
昔買ってもう飽きてしまった人も、新しい顧客に成り得る人も、
こういうのを見るだけで、一発で戻ってくる。


ファッションは、やっぱりfashion。
Vogue。流行。 流行りもの。
新しくないといけないもの。

絶大なる"Sensationalism"。
創り、引っ張る人がいて、共感が生まれ、花咲く。

そのパワーの源は、憧れと、夢と、幸せへの欲望。


花は散るから美しい、って 

知っているから

Paris 3  ユニクロParis in Opera

October 23, 2009 06:48

パリではもっちろん
ユニクロParis店を覗いてきたよん!!

Operaの左裏側
ギャラリー・ラファイエットの真向かいにあります。
すっげーーー 好立地・・・ 近くにあるH&Mより、好立地。

中へ入ってみるとビックリ、大盛況。


中は吹き抜け2階建て。
Wonderwall片山さんの設計らしい、クールな雰囲気。得意なテイスト。
Tokyo Streetなコーディネートのマネキンがくるくる回っています。
同じ角度で8台×2が すーー っと一斉に回っていて、カッコイイ。


映像モニタが多用されていて、しかもWebのコンテンツのん!!!なのね!!!

こちらは ユニクロ GRID!!

入り口には、ユニクロ カレンダー!!!


そしてレジの奥には、ユニクロ INTRODUCTION♪

上の写真でも分かるとおり、ホント大盛況なんです・・・
これ、レジの列。
すっごい。。


日本みたいにファストファッションとか騒がれてない、
H&MもZARAも既にスタンダードなParisに、ユニクロは受けるのかしら?と心配していたのですが
そこは、やっぱり「新しいモノがなんか日本からキタ!」という感じが、受けているみたいです。

パリの人の日本に対する いいほうのイメージ
「なんか、すっごーい東のはしっこの遠くの国なんだけど、
 なんか新しくてー、コミカルでーピコピコしててー キラキラしててー、
 なんか面白くておしゃれな感じ ??」
みたいなんを、この設計・映像で見事に表現してるなって思いました。



その感覚を知り、飲み込み、表現してる片山さんも凄い。


面するギャラリー・ラファイエットもユニクロを意識してか(?)
赤色のシーズンキャンペーンで対抗してたけど、
ユニクロの大盛況の前ではさみしいくらいに見えました


しーん・・



実のところ、ユニクロの、実際の服の、デザイン・質の面で ウケ続けるかどうかはわからない
(同じプライスではやはりH&Mのほうが高い服に見えるのは事実で・・・
 今は機能的な素材や、カラバリいっぱいで楽しい!とかがウケていると思われる)

けれど、とにかく、

「目新しいもの、ムーブメントの力」を再認識したのでした。

日本ではまったく同じことが、逆にH&Mで起きているように。

Paris 2

October 23, 2009 06:02

パリ3日目に、Chez Yukarinにご招待を頂きました♪

素敵なご馳走と、素敵なYukariさんのご友人をいっぱいご紹頂きました!

アトリエ・ローリエのご馳走は凄い!!!
冷凍していないマグロのカルパッチョなんて初めて頂きました!
マグロは止まると熱くなって死んじゃうから、だいたい日本にあるのも全部冷凍なんだけど、
頂いたのは味の深さが全然違う!!!

あと、次に頂いたスープも目をまんまるにするくらいビックリ!!!
日本でつくれるのかしら?? (レシピ、教えてくださいー!!! )
この旅一番の美味しいものを頂きました。


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生地から手作りのピッツァ~♪ 
フランスでは男子も働くよ~ん ですって(いいなあ)

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フォトグラファーと、エルメスも手掛ける革職人の彼。 ひゅー!


パリコレブランドでパタンナーやってらっしゃるご夫婦&嬢。 
パリで8年来のお友達なんですって!凄い!


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右のしぶい彼は、スケーターの神様なんだそう。 
本当に、彼がスケートボードに乗ったら、雲に乗ってるようでした。


いっぱいごはん頂いて、いっぱい飲んだ後は、夜遊び!

夜のシャンゼリーゼ~


スケートで横断!
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ひゅー!!!


パリで夜遊びは、超楽しい!
ワインでふわふわ、街はキラキラ・・
本当に夢心地なんです。

行った先のハコも超面白くて、
風邪気味なのにキャーキャー叫びすぎてノドが潰れちゃった w
でも超楽しかった!!!

ゆかりさん、ありがとうございました!!!
また逢いましょうね!!!

Paris 1

October 23, 2009 05:37

うごきにブログがおいついてません

とりあえず、パリから今いるスイスまで、かけあし!

- - - - -

Parisに着いて、早速オペラ周辺へ。

パリはもう、15回ぐらい来てる(途中から数えてない) んだけど

いつも「いつか好きな人と来たいなあ」って思ってた。

やっと、一生の伴侶と来れたことに感動!!!

本当に何回も感動して、何度も手をつないで、パリの街を歩きました。


Kenも、「今までいろんな都市行ったけど、パリはなんか特別だね」って言ってた。

そう、パリはやっぱ、ダントツ。 何かが凄いと思う。

ベルギーからパリに向かう電車で、他はずーっと厚ーい雲に覆われていたのに、

パリの街が見える頃、そこだけぽっかりと雲が空いていたの。

パリの街にだけ光が差す姿はは、本当に不思議で美しい光景で、

ああパリは守られてるんだなあって思った。


パリではオルセー美術館とルーブルへ。

ルーブルは5~6回目であんまりだったんだけど、オルセーは初めて。

オルセーのロゴ、かっこいいよね・・・

Musee d'Orsay [ミュゼ・ド・オルセー]


今まで写真でしか見てなかったから解らなかったけど、モネの絵にとても感動した。

ハワイで見た、「天国みたい・・・」って思った、目に焼きついて忘れられない風景

海と空の青と夕日のピンクが混ざった風景と、同じ色調の絵を見つけたから。

もちろん点画で表現してあって、そう!こうやって混ざってるの!! って 。

また新しい何かを発見。



☆パリは分けて書くね

ブリュッセル 初・プチ虎舞竜だよ!

October 19, 2009 02:07

いや~ ちょいっと大変だった!

こういうのも旅らしいっちゃー旅らしい?し、 後から思えば~ だけど、
ちょっと焦りました。
イカ!

- - - - - -

アントワープを出て、ブリュッセルに到着しました。
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Brussel GARE


とりあえず、ブリュッセル・セントラールの駅から近いレストランで
早速ムール貝をバケツ一杯。


ムール貝のワイン蒸し。
6~70個くらい入ってたとおもわれる・・
食っても食ってもなくならない。
しかし美味!!! 中のスープまで美味!!!

なんでムールが名物なのか(海遠いのにね)わからんが、
とりあえず名物。食うた。
久々にはむはむ飽きるほどムール食うてしやわせでした♪


で、今日のホテル。 微妙な距離だけど、セントラールから歩けるかな?って
バックパック背負ったまま歩き出しました。

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途中、なんか教会。 忘れた。

2~30分掛かって、宿に到着。

”新しい街に着く日は宿取っといたほうがいい”という先人の教えと、
いうても1ヶ月の旅 ÷13都市 = 一都市平均2~3日しかいない  ということで
今回の旅、ザザザっとほぼ全部の都市のホテルはブッキングしてあります。

しかも、予算もキッチリ決めてるので、ほとんど安宿です。
バックパッカーだもんね♪
贅沢したいときもあるけど、こういう旅だし、あたしはあんま気にしない。


しかし、着いた先はなんか・・ ちょっとさすがに んー大丈夫?な雰囲気。

Reservationの紙を見せたところ、なんか受付の人がゴニョゴニョしている。

どうやら管理人は不在で、雇われのただの掃除の人みたい。


したら!
「すみません、今日、空いてる部屋がないんです・・・。」

「ええ!?!?」

「でも、このとっても近くに違うホテルがあって、そこに連絡したから。 そこに行って。」

「あらら・・・うー・・・・そんなー・・・
 仕方ない、、 そこのホテルの場所教えてください。地図書いてください。」

「えっと、、、 住所はこれ。 この通りわかる? そのへんを左ね、右なんもないから。左。」 
書いてくれない。曖昧だナア・・

「念のため、電話番号教えてくださいます??」 と聞いたら
なんか調べはじめてる。もっかい電話してる。
おや?、さっき電話してくれてたんだよね??  おかしい・・・

「ok、連絡しておいた。 電話番号はこれね。」
「んー。 そこ、確かに空いてるんですよね?」
「空いてる。 確認した。大丈夫。」

ちょっとあやしいけど、この人責任者じゃないぽいし、オーナーと電話して、言わされてるっぽい。

しかも英語下手だし、これ以上ここと話してもどうもならないなと思ったので、
そのまま出て、教えてくれたそのホテルを探しに歩き出しました。


「左って言ったよねえ?」 
と、指定の場所辺りで左の通りを探してもホテルが見つからない。

バックパックも重くて疲れ果てたところで、
「あれじゃん!」って 右側!! 
しかも言ってたところと全然違う方向の遠くにホテルの看板を見つけた。ひどい~
でも見っけて良かった・・・疲れた・・・

フラフラ~ とホテルに入って、
「○○ホテルからの電話受けられましたか? 今日、一泊したいんですけど」
と受付のおじさんに聞いたら

「ああ、 でも部屋はないよ。満室だ」

「えええ!?!? 確かに、電話してくれて、空いてるって言われて来たんですが!」
「ああ、確かに電話は受けたよ。 でも俺は『部屋はないよ、満室だ』って答えたんだ」
「ええええ!!! 彼は確かに空いてるって言って紹介してくれたのに・・・
 じゃあ、それ聞いたのにうちらにウソ言ってたんだ!! ちょー嘘つきじゃん!!」涙…

信じられない。。。 ベルギー人不信になりそうだ。

さすがにかわいそうになったのか、
「6時以降ならキャンセルわかるかもだから、他の宿見つかんなかったら電話しな、わかんないけど」
ってぶっきらぼうながらも言ってくれました。


「うわ~・・・ 旅はじめてのトラブルだね~」なーんて、
まーいつかあるだろーな、これこそ旅らしいってかーぐらいに話しながら
バックパックを背負って、他のホテル探し。

幸い近くに何件か、シェラトンとか色々ホテルがあったので、訪ねて聞いてくことにしました。

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ところが、だ。
5件くらい入って「今日部屋ありますか?」って聞いてみたのだが、
「すみません、満室です」の一点ばり。
うそだ~・・・んなワケないだろう。 おかしいよ。

重いパックを背負って、沢山駅から歩いて、断られつづけ、もう夕方17時。
野宿・・? が頭をかすめてきた。 疲れも焦りもピーク。
さすがに日の暮れる前には探さないと・・・


「とりあえず、一服して考えよう。。」
と、近くのお店に入って作戦会議。。。

・最後に、と思っていたヒルトンに行って聞いてみよう。
・ないって言われたら、都市のインフォメーションセンターを教えてもらって、
 タクシー呼んでもらって向かって、そこで宿を取ってもらう。

そして、(ここ重要) 
バックパック背負ったままで受付に聞かない。

なんか、明らかに一点ばりrefuseでヘンだもの。
貧乏そーな(スリとかに狙われないよーにわざと貧乏そーなアウター着てる)奴のその日泊まりは断る! ってルールがあるんだよ、きっと。 
なんて言って

ヒルトンに入って、受付より前で荷物を下ろして隠し
ボロいアウターを脱いで日本人らしいふつうのカッコになって、
ジャパニーズスマイルで 「今日、空いてますか♪」 なんて聞いたら
「ええもちろん、空いてると思いますよ、お待ちください♪・・」なーんて!

やっぱりな・・・ 
見た目は重要。!!!
ヒルトンで空室があって、他のしょぼそうなのに高いホテルが満室なわけないだろう~。
ああ~・・・


で、予算よりだいぶ高いけど、ここで100や200ユーロケチってまた路頭に迷うより
いーや! って、決めちゃいました。

で、思わぬヒルトン宿泊。
デザイン系でいろいろきれいなとこでした。

さとうくんはずっと
「♪カネで解決バイヤイヤイヤーイ♪」って歌ってた。w  なんだその歌www

でもさ、日本人だからさ、こやっていざとなったらお金出せるけれど
もっと物価の低い国から来てたり、本当に予算がなくてこんなトラブルに遭うと、
本当に野宿だったと思う。
あぶねーーー。


ほわーーー。
そんなベルギー最後の夜。


ベルギービール飲んで早々に寝ませう

おっと

October 19, 2009 04:39

ベルギーらしく、ベルギーびいるもね!

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生~。ウマー。



ずら~り~

日本のオサレカヘで飲んだら1000円するヒューガルデンさんが
0.49ユーロ(今70円以下くらい?)ですってよ!!!


しかも、
ヒューガルデン、缶で売ってる!!!


飲んだけど、きちんとおんなじ味。 美味しい♪
ベルギーの白ビール、トラピスト系好きな私にはスタンダードに好きな味。

しかも、横の、シトロンってのも飲みました・・・

こっちでは、生ビールに生カットライム入れて飲むのもスタンダードらしく。
飲んでみたけど美味しいんだよね。 ライム用の棒がついてて、つぶしながら飲むの。

でも、このヒューガルデンのシトロン缶は、甘くて(^◇^;)、ちょっと??だったかも
(まずくはないんだけどネ)

アントワープ

October 19, 2009 04:23

ユトレヒトの後、
ファッションを愛する人にとっては聖地である
アントワープにやってきました


ベルギーでは「アントウェルペン」。
なんで英語ではアントワープなのでせう~


そんなAntwerpen Centraal(アントウェルペン セントラール)駅の
隣のホテルにチェックイン。

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りっぱなセントラールのえき


最近リニューアルされたアントウェルペン セントラール。
なんかゲームふうのwebsiteできてたよね

こういうのちょっと古い感じはするけど
人に会うと汽車ぽっぽ状態で人がついてくるの楽しくて、テケテケ歩かせてた。
その駅を、実際に自分がテケテケ歩いて、ちょっと満足


着いた次の日に1日かけてアントワープの街をゆっくり周る予定だったのですが、
ほくほくとモードナシー周辺へ出掛けてみると、なんと、今日は日曜日・・・!
ほっとんどの店が閉まっていた。 ああー(T□T)


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ネロとパトラッシュがさいごにしんだ、大きな美しい教会。
「絶対行ってしんだふりしようね!」とか言ってたのに、日曜はミサでした。


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観光のおうまさんは働いているよ

でも、一生懸命ウインドウを眺めたりブランドや雰囲気を観察したりして
だいたいの感じはわかった。

で、一番の目的のモードナシーは開いていたので一安心。


いくつかのファッションにまつわる展示を観てきました
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同じ建物にアントワープ王立アカデミーのファッション学科もあります。

一階には、現役生徒?で優秀な人のエキシビションもやってました


うーん。。

ファッションを愛する者にとっては
アントワープに来ることは聖地巡礼みたいなモンで
来れたことはこれはこれで良かった。

けど、やっぱり、(来る前から解ってはいたけど)
ここは、ファッションがアートだった時代のもので、
今のご時勢には、ちょっとやっぱり違うよね~、と思ってしまった。

エキシビションも、アーティスティックな服であったりした。
90年代~00前半は良かったんだと思う。










(ここからは私の思うところタラタラなので、あまり見たくない人は見ないでね♪)
- - - - - - - - - - -

今、ラグジュアリーは売れない、
むしろラグジュアリー自体がダサい、とまで思われているようなご時勢(日本は、だけどね)。

上(モード・関係者)から下(庶民)へ、みたいな流れをメディアが作ってしまって
それにあぐらをかいて、ただ新しいデザインを提案すればいいという毎シーズンのルーティンに慣れてしまったメゾンの怠慢。

気がついたら、ブランドは上の人たちだけ見ていて、
下の人を見てみたら誰ひとり着ていなかった。


そんなご時勢に、何を提案するか?
「ほら、やっぱり、デザインはいいでしょう? 
 ここのディテールがいいから、素材が高いから、職人だから、ブランドだから。」
と、相変わらずデザインを主張するのだろうか?

違う。デザインは、H&Mとかでもう安く手に入るのだ。
もう高い金を出してデザインを買わなくていいのだ。

じゃあ、何で差別化できるの?と言ったら これがまたとても弱い。
動きがあまりにも鈍い。 自分の作った枠組に囚われて、すぐに新しいことが何もできない。

友達が
「電子レンジのように 洋服ができあがっていく。
 半年かけてじっくり作っている コレクションブランドを横目に
 1か月、2カ月のペースで 今の感覚をつかみとりそれを どんどん形にしていく
 次のシーズンのコレクションが発表されると その商品が並ぶ前に
 次のシーズンのコレクションの雰囲気をまとった今の商品が 今のシーズンに店頭に並ぶ。
 COLLECTIONブランドさんの商品が並ぶ そのころには  そのテイストにもう飽きてる。
 コピーして、コピーされて。リミックスされて。」
なんて書いてた。



色々そういう意味では、ユニクロは偉いなと見直したことがある。

寒いヨーロッパに来るために、日本でヒートテックを買っていった。

どんなもんよヒートテック! と思ってインナーの長袖を着てみたんだけど
これってババシャツなんだよね。 昔からあったがな!!!!!(女子には!!!)
っていうところを、新技術!「ヒートテック」!と名付けて、新しく見せて売る。
(厳密には新しい技術なんだろうけど、着る私から見てそうおもた、という、ね♪)

デザインではH&Mには勝てないから、じゃー外見はいいから
じゃあ中にはヒートテック着てね、という。

正しい。 


思えば、「オシャレは我慢から」なんて言われて久しく、
みんなどっか我慢して、オシャレしてるんだよね。
じつは凄い寒いけど、可愛いからって頑張って薄~い素材を着てたり
いい素材なのはわかるけど、家で洗濯できないし不便! と思いながら、一生懸命着てたり。


結局、リアルを見据えている人が勝つ。

この話の続きはまた~

Utrecht

October 18, 2009 07:26

アムステルダムから電車で50分
ミッフィーちゃんの生地 Utrecht (ユトレヒト) へ。

途中、アムステルダムを出たら
もうこんな風景!

うし!


しーぷ!!!


ずーっとです。 ずーーーっと だよー。。。


日本の、田んぼがある風景がそのまま酪農地帯になってるイメージ。


のびのび、うしさん、ひつじさん、おうまさん、白鳥さん、その他いっぱい・・
リアル・サファリパークです。

リアル・世界の車窓から。
(たらったったったたーららったったーー♪ って もちろん(ちっちゃく)歌ったよ!)

オランダ、素敵。



あとで知ったんだけど、"Gouda"が近かったです。
ゴーダチーズの、ゴーダ。 (ジャイアンばっか浮かぶけど)
そりゃうしさんいっぱい、チーズいっぱいのハズだね。


さて、ユトレヒトですが、
目的は、もちろん Dick Bruna house!!!

どーん
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金のみっふぃ


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みふぃまみれ



ただ、みっふぃーちゃんに囲まれてほくほくしよう、という目的で行ったのですが、
すっかり、カウンターパンチをくらってしまいました・・・

ディック・ブルーナのグラフィックデザイナーとしての仕事っぷりに
同じ(同じなんて言うのさえおこがましいが)デザイナーとして
感銘を受けずにはいられませんでした。


写真では本っ当に伝わらないのですが、一部だけ・・・

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かぜっこさとうくん


写真しょぼくてわかってもらえないかもしれないけれど、
いつか、機会があったら是非生で見てみてください。
全く無駄のない形状、完璧な線、聡明なバランス、配色・・・
これを全て手仕事で成されてるんです。

ミッフィーちゃんの線も、全て筆でじじじ・・と書いてるの。
必ず均一な太さになるようなマッキーみたいなペンじゃないよ。 絵筆。


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原画 寄りで撮れたのがこの一枚・・・ 
むしさん♪
じゃなくて、絵筆で書いたのにこの線の均一さ、一筆描きなのにこのバランス感、
すごいよね



すっかり、いいもんみたー と満足して帰りました。

あと、ユトレヒト 特筆すべきは
街の美しさ。
とても田舎の街なんだけど、
本当に静かで、空が広くて。
水や緑が沢山あって、
年季の入った建物のレンガもふとした椅子の木の感じも、
なんだか全て癒しのオーラを放っているようで、街全体が気持ち良すぎて。、
私はハワイでゆったりしてからこっちに来たけど、それでもその緩やかさに死ぬほど癒された。
きっと、忙しい東京から直接来たりしたら、本当に癒されると思う。

Amsterdam dam dam dam!

October 8, 2009 10:56


やっと晴れたアムステルダム

アムステルダムって、アムステル川を堰き止めたダムがあったから
アムステルダムになったって知ってた!?
あたしははじめて知りました。

そんな、ダム広場を中心に、アムスの楽しいストリートが広がります



オランダの家庭料理、スタムポットとエルテンスープを頂きました


デザイン地域発見。 いい本あるね 萌え~♪


デザイン雑貨やさん発見。 七色に光るひよこ♪


見えにくいけど、塩こしょう入れなの♪

お互い組むと・・・


ハグハグ♪ かわいい~


お・・お・・お・・・ 名前から凄いお店・・・


でたーーー。 フッツーに、売ってる。 
ドキドキします。。

でもこれもカルチャー。



拳銃屋さんもあります。(うそ)


The Street。 


ウインドウディスプレイもブッ飛んでんな


そして、じゃーん。
これがウワサのクロケット(コロッケ)&バーガー自販機。
正確には自販機だけあるんじゃなくて、FEBOっていう地元のファーストフード店です。


揚げたてを奥の扉(お店側)から入れてくれる仕組み。
で、うみたてたまご自販機のように(使ったことないけど)手前から買って取り出します。


というわけで、今日、アムスの街をひとりでがしがし歩いてきた。

アムス、はじめ地味かなと思ってたけど
きれい!
オシャレ!
楽しいー!!!

ひとりで歩くと本当に楽しい。


アフォーかと思われるかもだが、この1週間で靴擦れを起こしてました・・w

「長旅なんだから履きやすい靴を履いてきなさいよ・・」というおかんみたいな常識を無視し

オシャレじゃないとヤだ! 
ダサいスニーカーとか、ダサ死ぬ! とかワガママ言って、
&ハワイでサンダルしか履いてなかったのと、
ロングフライト2回、足がむくむくになった、などいろいろ・・

言い訳といふものは甚だ見苦しい・・あはは・・



とにかく、靴が必要になったので、1個目の街で早速買い換えることに。

今日、さとうくんは旅疲れだったのでホテルで休んでもらって、
ひとりでがしがしと歩いてきた。
アムスのストリートを。

(靴擦れの靴でww)

探すときはとことん探して、全てのプライスレンジの靴を見ます。

15件ぐらい周って、予算にも合う、しかもふかふか♪な靴を見つけました。(むふー)


ファッションを愛しているけれど、
ド金持ちでもない、いつも高い服を着られるわけではない、
そんな私の強みは「ストリートを、リアルを知っていること」だった。
ハズなのに、ここ数年、そこから離れていたように思う。

世界中のストリートを歩いて、世界中のファッションを、リアルを感じて来よう。

Hello, I AMsterdam!!!

October 7, 2009 10:53

ひゃっほう


ピョコ(Oから顔を出してる)

(ちっちゃくてみえない)


アムスにやってきました。

まりふぁな合法、売春合法のなんかフリーダム国家ですが、あたしは両方やりません。
(あたりまえだ)


ヘンな人とかもっと多いかと思いきや
さっき深夜に入ったマクドでハイパーな人たちがいて
「ファッキンバーガー!!!」とか言ってバーガーとかポテトとか投げてたくらいです
(イっちゃってんなー)

それ以外は、とてもふつうで、やさしくて、エコな国です。


なんでエコかって、マジでみんな自転車。

朝街へ出たらベトナムか!思うくらい自転車ピューンピューンで
出勤時間だけかなと思ってたら一日じゅう、自転車のひとが多い多い。

車道・トラム(路面電車)道・自転車道・歩道 といった感じで
ぜんぶの道で分けられてるの。

ぴゅーんぴゅーん

どんどんくるよ~。
わさわさわさわさ


車より自転車にぶつかるほうが危険度高いんじゃないかっつーくらい
みんな全力で来る。
しかも、ギアとかついてないふつーの自転車。

シンプルでいいな、って思います
(日本はギアやモーターやら機能載せ機能載せでもう大変だよね。)

でも、かわいく便利にカスタマイズされてるのもあります


かわいい


かわいい


こんなふうに、みんなフツーに乗りこなしとる。

赤ちゃんぐらいの子ども3人くらい前に乗せて走ってるお母さんもいたよ。

面白いねえ。


あとは今日は、レンブラントゆかりの地なので、レンブラント見てきました。

あんまり今まで興味なかったんだけど、3枚ほど凄い惹かれる絵があって。

絵が放つオーラが綺麗すぎて、ずーっと座ってました。

深い影の、空間が放つ静けさ。
それがすごいつめたく美しく純化されたオーラを放っていて、
心がすーっとpurifyされるようでした。


美術館、1個1個を延々観て、知識を増やしに行くというよりは、
結構スタスタと歩いてって、
自分に合う絵を見つけると、そこでずーっと30分くらい見入ってしまう。

だって、きっと、絵も個人の好み・合う合わないってあるんだろうなって思ってて、
自分の好きになる絵は、もう部屋入る前の遠くから見ても、ピカーって輝いて見える。(ハズ)


おっきい美術館とか行くときに、これ結構オススメです。
何より自分からそういうアンテナを張ることで、感覚も研ぎ澄まされる。


と、ながくなったのですが今こちらは4時半です。
時差とり完全に失敗している。

ねる

hello, new world!!!

October 6, 2009 01:13

10/1にハワイを出ました。

とっても幸せな7ヶ月間でした。
ずっと雲を見て、海を見て、ゆっくりと過ごして、
久々に時間が永遠に感じられるような感覚を味わった。

ここ10年程、
前に進んでいなければ落ち着かない、
自分の悲しい人生観のために
ずっと高速で泳いでなければいけないマグロのような生活を選んでいたのですが
あえてストレスに晒されないゆっくりとした時間をきちんと作って過ごすこと、

今日も平和、また朝が来て明日も平和、
明後日も明々後日も ずっとずっと先も幸せだよね、

そんな時間を過ごすことで、
心の底から、生きることって、日々って、すっごく楽しくて幸せなものなんだ!!!
と思えるようになりました。

と同時に、
今までよりもたくさん、自分から、やりたいことが溢れ出すようになった。
ただただ仕事が楽しくて向上したくて必死で時間を費やした20代、
改めてスキルがついたところで
30代以降のビジョンはどうしようね!? とぼんやりとしか見えてなかったわけですが
まだまだこれもやりたい! あれもやりたい!
こんな10年後・20年後にする!
という沢山のビジョンが沸いてきました。


80年くらいの人生のたった7ヶ月の生活が、
こんなに人生に活力を与えるものなら
仕事の1年のブランクなんて全然平気。
まだまだこれから、もっともっと楽しくなっちゃうよ!!!


1年間、2月までと決めているのでまだ本活動は先ですが
色々な仲間や人と共に、沢山のhappinessが作り出せるようなビジョンを目論んでいます。

人生の第五章(ドラクエ4)はこれから!!!
また仲間と出会って、一緒に冒険するのよね♪
これからも、よろしくね!




っというところで、今オランダにいます。
1ヶ月のヨーロッパ縦断旅行の始まり。
昨日の夜着いたばっかなので、まだ写真とかニャイよんん。

5日前、成田に着いたときも雨だったが、
昨日のロンドンもアムスも雨で迎えてくれたさ!
雨女、降臨!!!


ぬー。 
そろそろ晴れ女にチェンジしたいのう。(ダーマの神殿で)

今回、いろんな神殿もまわる予定だから、おいのりしてみようかしら♪